透明な珍味のれそれの正体とは?アナゴ稚魚の生態と極上の食べ方

透明な珍味のれそれの正体とは?アナゴ稚魚の生態と極上の食べ方

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市場や飲食店でしばしば混同されるのが、同じウナギ目である「シラスウナギ」や、春の風物詩であるハゼ科の「シロウオ(素魚)」、さらにはキュウリウオ科の「シラウオ(白魚)」です。これらは生物学的分類も流通目的も全く異なります。

魚種・呼称生物学的分類・形状主な用途と流通価格帯食感・味覚の特徴のれそれ(アナゴ稚魚)マアナゴ等の葉状幼生
平たい帯状(約5〜8cm)食用高級珍味
100gあたり 2,000円〜4,000円ツルツルとした強い喉越し、噛むとほのかな甘みと磯の香りシラスウナギニホンウナギの稚魚
円筒状の細い糸状(約5cm)養殖用種苗(原則食用不可)
1kgあたり 150万〜250万円超一般流通・生食は行われない(法規制および養殖資源保護のため)シロウオ(素魚)スズキ目ハゼ科の成魚
丸みを帯びた半透明(約4cm)食用(踊り食い・天ぷら)
100gあたり 1,000円〜2,000円ピチピチと跳ねる独特の触感、わずかな苦味と淡白な旨味シラウオ(白魚)キュウリウオ目シラウオ科の成魚
死後は白濁(約5〜10cm)食用(寿司種・かき揚げ)
100gあたり 500円〜1,500円ふんわりと柔らかく上品、加熱すると甘みが際立つ

上記の通り、シラスウナギは養殖池で成魚に育てるための「種苗」として極めて厳格に漁獲枠や取引が管理されており、キロ単価が数百万円に達する「白いダイヤ」です。一方、のれそれは純粋に季節の味覚を楽しむための食用鮮魚として取引されています。

山田 真由
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山田 真由

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