委託社員とは?正社員との違いや偽装請負の罠・デメリットを徹底解説

委託社員とは?正社員との違いや偽装請負の罠・デメリットを徹底解説

委託社員とは?正社員との違いや偽装請負の罠・デメリットを徹底解説についての真相を徹底解説します。

Q1:委託社員からその会社の正社員に登用されることはありますか?
A1:可能性はゼロではありませんが、制度として確立されている企業はごく稀です。企業が業務委託を使う最大の動機は「固定費(社会保険料や雇用責任)の削減」にあるため、実績を出したとしても「優秀な外注先」として契約が延長されるケースが大半です。正社員化を狙うのであれば、最初から正社員登用制度のある契約社員を選ぶか、正社員中途採用に応募するのが現実的です。

Q2:委託社員として働いていても、労働基準監督署に相談できますか?
A2:相談可能です。形式上は業務委託契約であっても、実態として「出社や時間の強制」「業務拒否権の欠如」「指揮命令」が存在する場合、労働基準監督署は「実質的な労働者」と認定することがあります。労働者性が認められれば、未払い残業代の請求や不当な契約解除について是正勧告が出される対象となります。業務日報やチャット指示履歴などの証拠を保管しておくことが肝要です。

Q3:契約途中で一方的に契約を切られた場合、損害賠償を請求できますか?
A3:契約書に記載された「中途解約条項」に準じます。民法上、受託者側に落ち度がないにもかかわらず発注者都合で一方的に解約された場合、それまでにかかった費用や得られるはずだった報酬相当額の損害賠償を請求できる規定(民法641条・651条等)があります。ただし、契約書に「甲は乙に対していつでも予告なく契約を解除できる」といった発注者優位の特約が結ばれていると争う難易度が上がるため、事前の契約チェックが生命線となります。

田中 結衣
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田中 結衣

グルメと旅を愛するフリーライター。全国各地の隠れた魅力を独自の視点から紹介します。