家族や自分自身の変化にいち早く気づくため、日常の言動から観察できるチェックリストをまとめた。以下の項目に複数当てはまる場合は、早期の専門機関受診を検討してほしい。
【日常行動・記憶のチェック項目】
・数分前に聞いたことや話した内容を繰り返し質問する
・今日の日付、曜日、あるいは現在の季節が即座に出てこない
・長年愛用してきた家電製品の操作方法が急にわからなくなる
・料理の段取りが悪くなり、味付けが極端に濃くなった・淡白になった
・財布や鍵などの貴重品を頻繁に無くし、「誰かに取られた」と疑う
・慣れているはずの近所の散歩コースで帰り道がわからなくなる
・日付の計算や小銭を使った買い物の支払いがスムーズにできない
これらのチェックリスト項目は、まさに中核症状の初期段階で生じる典型的な脳機能のサインである。早期診断を受けることで、適切な生活環境の整備や将来に向けた準備を落ち着いて進めることが可能になる。