芸能界における「プロ彼女」というフレーズは、今や広く浸透した言葉ですが、その発端となったのがまさに西島秀俊の結婚でした。名付け親は、鋭い人間観察眼で知られるエッセイスト・イラストレーターの能町みね子氏です。能町氏が定義したプロ彼女の特徴とは、「芸能人や有名人と交際していながら、SNSで匂わせ投稿を一切せず、ブログにも書かず、周囲に自慢もせず、非の打ち所がない献身性で男性を完璧に立てる一般女性」を指します。
西島秀俊が結婚を発表した当時、メディアやファンの間では「相手はいったいどんな女性なのか」と詮索が過熱しました。しかし、どれほど探っても交際を誇示するようなSNSの痕跡は一切見つからず、スキャンダルを未然に防ぐ徹底したガードの堅さが浮き彫りになりました。自己顕示欲を完全に抑え、相手のキャリアを最優先に考えて裏方に徹するそのストイックな立ち振る舞いこそが、世間から「元祖プロ彼女」と称賛と驚きをもって迎えられた最大の理由です。