テレビ画面越しにはゆったり走っているように見えがちな箱根ランナーですが、実際のスピードを計測すると衝撃的な数値が浮かび上がります。平地区間(1区〜4区、7区〜10区など)における上位選手たちの箱根駅伝の平均時速は約20km〜21kmに達します。これは、街中を走る一般的なシティサイクル(ママチャリ)を大人が必死に漕いだときの速度とほぼ同等です。
さらにスピードが極限に達するのが、箱根の山を一気に下る6区です。急峻な下り坂では重力のアシストも加わり、トップ選手は箱根駅伝の6区山下り最高時速で28km超を記録します。原動機付自転車(原付バイク)の法定速度である時速30kmに迫る猛スピードであり、生身の人間が足一本でアスファルトを踏みしめながら下る姿はまさに極限のロードレースです。
「箱根駅伝の最高速度は何キロ出ているのか?」という疑問に対しては、平地のエース区間ラストスパートで時速約22〜23km、6区の下り急勾配地点では瞬間的に時速28〜30km近くまで到達しているというのが計測データから導き出される正確な答えです。