『特命戦隊ゴーバスターズ』のアクションは、従来のシリーズと比べてもスピーディかつリアリスティックな演出が徹底されていた。真冬の吹き曝しの採石場、真夏の照り返すアスファルト。過酷なロケーションの中、小宮有紗はワイヤーアクションや高所からの飛び降りを体当たりでこなしていった。
擦り傷や打撲は日常茶飯事。それでもカメラが回れば、エネルギー切れを防ぐために常にお菓子を口にするコミカルなヨーコを全力で演じ切った。スーツアクターとの息を合わせた動きの同期、爆破シーンでの恐怖心の克服など、現場で直面したハードルは数知れない。しかし、この泥臭い現場経験が、どんな無茶な要求にも動じない強靭なメンタリティを彼女に植え付けた。