豚の角煮の味付けにおいて、最もバランスが良いとされる黄金比率は「酒4:みりん3:醤油2:砂糖2」をベースに、肉がひたひたになる程度の水(または出汁)を加える配合です。豚バラ肉600gに対する標準的な分量は以下の通りです。
【豚バラ肉600gに対する黄金比調味料】
・水:300ml
・酒(清酒):120ml
・みりん:90ml
・醤油:60ml
・砂糖(三温糖またはきび砂糖):40g(大さじ4弱)
・生姜スライス:3〜4枚
プロの厨房で使われる隠し味として効果的なのが、「オイスターソース小さじ1」と「黒糖の併用」です。砂糖の半量を黒糖に置き換えることで、短時間の調理でも数日間煮込んだような深いコクと艶やかな照りが生まれます。また、フルーティーな酸味と柔らかさを付与したい場合は、水の分量のうち50mlを100%果汁のリンゴジュースに差し替える手法も有効です。
大根を一緒に煮込む場合、投入タイミングには細心の注意を払わなければなりません。大根は最初の下茹で時には入れず、本煮込みの加圧時に投入するのが正解です。2cm厚の輪切りにして面取りと隠し包丁を入れた大根を下茹で済みの豚肉と合わせ、本煮込みの加圧時間(約10〜15分)にかけることで、煮崩れすることなく出汁をたっぷり吸い込んだ絶品大根に仕上がります。