外務大臣に就任した岩屋氏が最も力を注いでいるテーマの一つが、日韓関係の深化と日本外交の再構築だ。防衛相時代に得た知見と反省を生かし、隣国との関係改善を口先だけでなく実効的なレベルへと引き上げる戦略を進めている。
日米同盟を安全保障の基軸に置きつつ、韓国との防衛・外交協力を強化する「日米韓3カ国連携」の強化を牽引。北朝鮮の核・ミサイル問題や地域の対立高まりに対し、対抗だけでなく対話のチャネルを広げるアプローチを試みている。外務省の外交官たちと密に連携しながら展開するこのスタイルは、まさに実務派外交官としての岩屋流の手腕と言える。