かつて動画投稿者の音楽活動といえば、限定的なファンに向けた趣味の延長と捉えられがちだった。しかし、彼らが「ミライチズ」などで証明してみせたのは、SNS発の楽曲が既存のJ-POPのヒットチャートを揺るがすという新たな現実だ。
言葉の選び方、歌唱におけるニュアンス、SNSで口ずさみたくなるフレーズ設計。配信文化で培われた直感的なセンスが、現代の音楽業界に新鮮な風を吹き込んでいる。インフルエンサーとミュージシャンの境界線が曖昧になるなかで、彼らはその潮流の先頭に立ち、新しいポップカルチャーの形を示し続けている。