下駄を購入したりレンタルしたりしたら、玄関を出る前に必ず行っておきたいのが下駄の鼻緒のほぐし方です。新品の鼻緒はピンと張っていて硬いため、手作業で柔軟性を持たせる事前調整が欠かせません。
具体的なほぐし方の手順は極めてシンプルです。まず下駄の台を片手でしっかり押さえ、もう一方の手で鼻緒の左右(横緒)を外側や上に向かってグッグッと優しく引っ張り上げます。続いて、親指と人差し指が当たる前緒の根本部分を指で揉みほぐし、丸みを持たせるようにしごいていきます。このとき、無理に強く引っ張りすぎると鼻緒が抜けてしまうため、手のひらで包み込むように力を加減しながら馴染ませるのがコツです。
もし本格的な高級下駄で裏面に「すげ穴(結び目)」があるタイプなら、結び目を少し緩めて自分の足の甲の高さに合わせた下駄の鼻緒の調整を行うと、驚くほど足当たりが柔らかくなり痛みを根本から遮断できます。