近代史における最も切なく、力強いエピソードが「戦艦大和」との深いゆかりだ。太平洋戦争中、大日本帝国海軍が誇る史上最大の戦艦大和には、同名の縁からこの神社の分霊が艦内神社として祀られていた。
乗組員たちは壮絶な出撃の前、艦内の社壇に向かって家族の安寧と国の行く末を祈り続けた。1945年4月、東シナ海で壮絶な最期を遂げた際、艦と共に沈んだ約3000名を超える将兵の英霊。その霊魂は現在、境内の奥に佇む祖霊社に合祀されている。鉄と血の時代を駆け抜けた戦艦の守護神という歴史は、現代の参拝者の心にも強い衝撃と深い祈りを喚起させる。