毎年大きな盛り上がりを見せる「サンリオキャラクター大賞」は、まさに昔のキャラクターたちが再びスポットライトを浴びるメインステージだ。長年「日陰の存在」と揶揄されることもあった1985年デビューのハンギョドンが、近年トップ10の上位常連へと返り咲いたニュースは記憶に新しい。
自虐的でありながらどこか愛おしい独特のキャラクター性と、Z世代を中心とする「完璧すぎないものへの共感」がマッチし、平成から令和へと時代を超えた再ブームを引き起こした。一度は露出が減ったキャラクターであっても、時代の価値観の変化とともに正当な評価を受けて復活を果たす。このダイナミズムこそがサンリオコンテンツの深みと言える。