日本高等学校野球連盟が管轄する数ある地方大会の中でも、全国高等学校野球選手権大阪大会の熾烈さは群を抜いている。参加校の多さと質の高さから、連戦による疲労蓄積や真夏の猛暑との戦いが容赦なく球児たちを襲う。一発勝負のトーナメントでは、たった一つのファンブルや牽制死がそのままシーズンの終わりを意味する。
この酷暑を勝ち抜くキーポイントは、層の厚い投手陣の継投策と、ベンチに控える選手たちのサポート体制だ。主力を休ませつつ勝ち上がる戦力層の深さを持ったチームだけが、苛烈な過酷日程を乗り越えて甲子園の土を踏むことができる。まさに総合力が試される過酷な試練と言える。