ウサギの新米警察官ジュディ・ホップスと、口八丁なキツネの詐欺師。一見すると絶対に相容れない二人の出会いは、上質なバディ・コメディの真骨頂と言える。最初は互いを利用し合う緊張感に満ちていた。しかし、事件を追うごとに二人の距離感は刻一刻と変化していく。
ジュディの猪突猛進な熱意に呆れながらも、土壇場で彼女の手を握り締め、命懸けで守り抜くニック。彼がジュディに向ける視線には、仲間としての敬意と、決して言葉には出さない深い愛着が漂う。種族や立場の壁を越えて深まる二人の絆。そのロマンティックでありながら固い信頼関係は、スクリーンを越えて私たちの胸を熱く焦がす。