ルアーアングラーにとって見逃せないのが、イナダ(ハマチ)やサゴシ、シオ(カンパチの幼魚)などのルアーによる青物釣果です。外洋に面した潮通しの良い堤防先端部や外向きテトラ帯では、20g〜40gのメタルジグを遠投するライトショアジギングが威力を発揮します。朝マズメの短時間にナブラ(小魚が追われて海面が沸く現象)が発生することも多く、トップウォータープラグやシンキングミノーを用意しておくと不意のチャンスに対応できます。
一方、波静かな港内の護岸ではチヌのフカセ釣りや紀州釣り(ウキダンゴ釣り)が根強い人気を誇ります。下津周辺はチヌの魚影が濃く、オキアミやコーン、サナギを刺し餌に底スレスレを流すことで、40cmオーバーの「年無しチヌ」が顔を見せます。波止の基礎スリットや障害物の周りに居着いている個体も多いため、丁寧なタナ取りとコマセワークが勝敗を分けます。