高校を命からがら卒業した小峠は、お笑い芸人を目指して吉本興業の養成所であるNSC大阪校に入学する。そこで人生を大きく変える人物と巡り合う。それが、後に相方となる西村瑞樹だった。
面接会場で偶然居合わせた二人は意気投合し、1996年に「バイきんぐ」を結成。しかし、そこから順風満帆な道のりが待っていたわけではない。所属事務所を転々とした末、ソニー・ミュージックアーティスツ(SMA)に身を置くこととなるが、売れない下積み時代は実に16年近くも続くことになる。アルバイトで食いつなぎながら、来る日も来る日も小さな劇場でコントを磨き続ける過酷な日々が続いた。