アニメ本編での陰気な佇まいとは裏腹に、楽曲やオフラインイベントで見せる福山潤のエンターテイナーぶりは、ファンの熱狂をさらに加速させる起爆剤となりました。
その筆頭が、エンディング主題歌『SIX SAME FACES 〜今夜は最高!!!!!!〜』をはじめとする一松バージョンのキャラクターソングです。普段は「僕なんか…」と縮こまっている一松が、楽曲のソロパートになると一転して吐息混じりの妖艶なラップや、ドSな台詞を繰り出します。声優・福山潤のポテンシャルを極限まで引き出した楽曲群は、オリコンチャート上位を席巻し、キャラクターソングの枠組みを超越したセールスを記録しました。
さらに、ファンの間で伝説となっているのが『おそ松さん』の大型声優イベントの裏話です。ステージに登壇した福山潤は、本編の一松とは180度異なる「ダジャレ連発のマシンガントーカー」に変貌します。
関係者の回想によると、アフレコ現場でも福山は常に共演者を笑わせるムードメーカーであり、本番直前までくだらない駄洒落を言っては、隣の櫻井孝宏や神谷浩史に鋭く突っ込まれていたといいます。しかし、マイクの前に立った瞬間にスッと猫背になり、どんよりとした一松の空気を身にまとう。このプロフェッショナルな「オン・オフの切り替え」を目の当たりにしたファンは、SNS上で「福山潤の憑依型演技が凄すぎる」「イベントの一松と中の人の落差で風邪を引く」と歓喜の声を上げ続けました。