大島渚が遺した映画史の革命!『戦メリ』秘話と闘病の真実を追う

大島渚が遺した映画史の革命!『戦メリ』秘話と闘病の真実を追う

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1983年公開の『戦場のメリークリスマス』は、キャスティングの妙が光る伝説的作品です。大島渚は、ミュージシャンのデヴィッド・ボウイ、坂本龍一、そして当時バラエティ番組で絶大な人気を誇っていた漫才師のビートたけし(北野武)という異色の顔ぶれを起用しました。

撮影現場では激しい怒号を飛ばすことで知られていた大島監督ですが、坂本龍一に対しては「教授(坂本)を怒鳴ると帰ってしまうかもしれない」と配慮し、一度も怒鳴らなかったという有名なエピソードがあります。坂本が手掛けたメインテーマ『Merry Christmas, Mr. Lawrence』は、英国アカデミー賞作曲賞を受賞するなど世界的な名曲となりました。

そして1999年の『御法度』では、当時無名だった松田龍平を主役に抜擢。脳出血の後遺症を抱えながら車椅子と杖で現場に立ち、武田真治や浅野忠信らを束ねて完成させたこの作品は、第53回カンヌ国際映画祭のコンペティション部門に出品され、世界から万雷の拍手で迎えられました。

中村 さくら
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中村 さくら

エンタメ・カルチャー業界の深掘り取材を得意とし、現場のリアルな声をお伝えします。