RCカー競技の世界選手権で通算14回もの世界チャンピオンに輝いた伝説のドライバー、広坂正美氏もこの急激な進化に熱い視線を送るひとりだ。広坂氏は、近年のマシン性能について「かつてのトイモデルとは次元が違う」と驚きを隠さない。小型高出力モーターと超小型電子制御ユニットの搭載により、初心者でも車体をスピンさせずに思い通りのラインをトレースできる高度なアシスト技術が標準化しつつある。
業界関係者が明かす開発の裏側によれば、最新モデルではステアリングの微調整やスピードの無段階変速(プロポーショナル制御)が当たり前のように組み込まれているという。かつてプロ仕様のハイエンド機にしかなかった機能が、今や手軽な普及機に搭載されているのだから、操縦する楽しさが格段に上がるのも当然と言える。