実際に被害に遭った大阪府在住の30代女性は、当時の状況をこう振り返る。「子供たちにどうしても湖上花火を見せてあげたくて、SNSで『SS席譲ります』という投稿を見つけてDMを送りました。身分証の画像も提示されたので完全に信じ切ってしまい、指示された口座に2万円を振り込みました。しかし、入金完了のスクリーンショットを送った直後、アカウントは削除され、メッセージも届かなくなりました」。
女性が確認した身分証の画像も、他人の免許証などを無断転載した偽物だったとみられる。「楽しみにしていただからこそ悔しい。もっと警戒すべきだった」と女性は肩を落とした。こうした心理的隙を狙う卑劣な手法が、今回の大会で多発している。