費用を抑えるために「キャリアコンサルタント 独学で取得したい」と考える学習者は少なくありません。しかし、ここで最初の法的な関門となるのがキャリアコンサルタント 受験資格の規定です。
国家資格キャリアコンサルタントを受験するためには、以下のいずれかの条件を満たす必要があります。
- 厚生労働大臣が認定する「キャリアコンサルタント養成講習」を修了すること
- 労働者の職業の選択、職業生活設計又は職業能力開発及び向上に関する相談に関し、3年以上の実務経験を有すること
- 技能検定キャリアコンサルティング職種の受検資格を満たすこと等
人事部でのキャリア面談や人材紹介・派遣業界での就業経験が通算3年以上ない場合、完全独学で受験票を手にすること自体が制度上不可能です。必然的に、一般の社会人は民間のキャリアコンサルタント 養成講座 費用として約30万〜45万円(専門実践教育訓練給付金の利用で最大70%支給可能)を投資して受講資格を得るルートを選択します。
仮に3年の実務経験を満たして完全独学で挑む場合でも、学科試験はテキストと問題集の反復で突破できる一方、実技面接の独学対策は極めて過酷です。自己流の面談スタイルが染み付いている実務経験者ほど、「クライアントの話を遮ってアドバイスしてしまう」「相手の感情ではなく問題解決を急ぎすぎる」といった傾聴の基本原則に反する悪癖が抜けず、面接試験で不合格を繰り返すという逆転現象が頻発しています。