世間一般において、一体何歳までの年齢差が「自然なカップル」として受け入れられているのだろうか。ブライダル市場の動向を分析するリクルートブライダル総研の意識調査データを紐解くと、興味深い意識のギャップが浮かび上がる。理想の相手として「同年代(同い年〜3歳差程度)」を挙げる人が男女ともに大半を占める一方で、「容認できる限界」となると話は別だ。男性の約半数が「10歳上までOK」と回答するのに対し、女性側は「5〜7歳上」をひとつの現実的なボーダーラインと捉える傾向が強い。
また、厚生労働省が公表している人口動態統計の婚姻データを見ても、夫が年上の夫婦が全体の過半数を占める構造は大きく変わっていない。しかし、その内訳を細かく分析すると、5歳以上の年の差があるカップルの割合は一定の存在感を示し続けている。周囲の目が気になるかどうかは別として、実際の恋愛・結婚現場では「気持ちが通じ合えば10歳前後の差は障害にならない」という本音が定着しつつあるのが実態だ。