ソロ活動へ完全にシフトして以降の彼は、巨大なメインストリームの喧騒から一定の距離を置き、自身の美学を追求するインディペンデントなスタイルを確立している。他アーティストへの楽曲提供やプロデュースワーク、小規模ながら密度の高いライブパフォーマンスなど、そのアプローチは極めて軽やかだ。
メジャー時代の煌びやかなプロダクションとは一線を画し、よりパーソナルで、オーガニックな響きを大切にした音像。彼の紡ぐ言葉には、年輪を重ねた大人の苦みと、少年期から変わらない透明感が同居している。売上枚数やチャートの順位といった記号的な評価から解放された、表現者としての真の自由がそこにはある。