2026年の現在、タモリは80歳を迎え、ビートたけしも79歳となった。ともに80代の大台に足を踏み入れつつある。誕生日の巡りあわせを見ると、タモリが昭和20年の終戦直後に生まれ、たけしは昭和22年の初頭に生まれた。日本の学校制度に当てはめると、タモリが1学年上になる。
「たけしさん」「タモリさん」と互いを呼び合うその佇まいには、威厳と親愛が同居する。たけしが毒舌と圧倒的な熱量で茶ノ間をロックしてきた一方で、タモリは洒脱でどこか脱力した知性を漂わせてきた。この対象的なスタイルが、学年差という小さなフレームを超えて、日本芸能界で互いの存在感を一層際立たせることになった。