「疑惑のデパート」とは誰のこと?元ネタの真相と歴代の疑惑を徹底解説

「疑惑のデパート」とは誰のこと?元ネタの真相と歴代の疑惑を徹底解説

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「疑惑のデパート」という言葉は、百貨店(デパート)が多種多様な商品を豊富に取り揃えていることになぞらえ、「金脈、汚職、選挙違反、口利きなど、ありとあらゆる種類の疑惑を取り揃えている人物や組織」を皮肉った政治ジャーナリズム由来の比喩表現です。

この表現がメディアで多用されるようになった起源は、1980年代後半から1990年代初頭にかけて列島を揺るがした「リクルート事件」や「東京佐川急便事件」の時代に遡ります。自民党の有力政治家に対して未公開株の譲渡や巨額の裏金疑惑が相次いで浮上し、ひとつの問題を追及している最中に別の利権疑惑が発覚する異常事態が常態化していました。当時の新聞や週刊誌の見出しにおいて、「まるで疑惑のデパートだ」と書き立てられたことがフレーズの定着につながりました。

単一の不祥事にとどまらず、追及すればするほど異なるジャンルの悪材料が底なしに出てくる絶望的な状況を端的に言い表したフレーズとして、現在に至るまでメディアや大衆の脳裏に刻まれています。

中川 明日香
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中川 明日香

エンタメ・カルチャー業界の深掘り取材を得意とし、現場のリアルな声をお伝えします。