田無神社の最大の特徴は、方位と五行思想に基づき境内の五箇所に祀られた「五龍神」である。境内中央に鎮座する本殿の「金龍」は、全体の運気底上げや家庭円満、事業繁栄を司る中心的存在。ゴールドの煌めきを感じさせる重厚な佇まいが訪れる者を圧倒する。
境内を巡ると、南には勝負運や学業成就を司る「赤龍」、西には金運や収穫をもたらす「白龍」、北には健康運や人脈を育む「黒龍」、そして東には技芸上達や発展を促す「青龍」がそれぞれ祀られている。参拝者はそれぞれの龍神が司るご利益を確かめながら、静かに手を合わせる。自分の現在の悩みや目指すべき目標に合わせて特定の龍神を重点的に参拝するスタイルも、近年の参拝者の間で定着している。